◎煎茶は飲むビタミンC
緑茶にはビタミンCが豊富。とくに多いのは新鮮な上級煎茶で、一煎目には70%〜80%のビタミンCが溶け出しています。野菜のビタミンCと違い熱に強く、お湯のなかでも壊れません。これぞまさに「飲むビタミンC」です。
 
◎茶葉の効用たっぷりの抹茶
ふつうのお茶は溶けだした茶葉の成分の一部を飲むのに対し、抹茶は茶葉の効用をまるごと飲むことができます。茶道をたしなむだけでなく、手作りドリンクや料理、デザートなど幅広く利用してください。
 
◎玉露は「玉のような露」?!
とろりと玉のような一滴が舌にのる馥郁たる香味が口の中に広がり、何ものにも替え難いいい気分にしてくれます。秘密は玉露の中に含まれた自然の甘味やカフェインの働き。これらの成分は血液の循環をよくし、眠気をさまして疲労回復に効果を発揮します。
 
◎番茶で小魚をやわらかく
小魚を煮るとき番茶を使うと、骨まで柔らかく煮ることができます。これはお茶に含まれるタンニンの成分が働くためです。おかげで骨が気になる小魚もまるごと食べられ、カルシウムも満点です。
 
◎ほうじ茶スープをおためしあれ
好みの野菜を具に、ほうじ茶にブイヨンを加えた和風スープ。あっさりと仕上げた和洋折衷の味わいが、日本人の口にピッタリとくるのでしょう。

◎粉茶と健康
最近、あるTV番組のなかで「お茶のなかで粉茶が最も健康によい」かのようなコメントをしばしば耳にしますが、これには多少の説明が必要です。緑茶が健康にいいのは事実です。でもいちばん健康にいいのは抹茶、茶葉の効用を100%摂取することが可能です。なにも粉茶だけが特別に健康にいいのではありませんので、誤解しませんように。